6.18.2008

イタリア2:0フランス

つまらない試合でした。

フランスは前半早々にリベリーが負傷交代し、その後アビダルが一発レッドで退場した時点で終わり。今のフランス代表にはリベリー以外に見るべきものはないように思います。リベリーに代わって入った20歳のナスリは、あのジダンが「20歳のときの僕よりうまい」と評したという注目株ですが、ほとんどインパクトを残せないまま戦術的理由からすぐにピッチを去りました。

攻撃を組み立てられないダメダメなフランスに、イタリアまでも相手に合わせてしまったから、後半なんかあくびが止まりませんでした。オランダがルーマニアに勝ってくれたために、イタリアは決勝トーナメント進出を拾ったようなもの。

それにしても2年前のW杯のファイナリストの対決がこれです。その相手に3点差をつけて勝ったオランダの強さが際立ちます。サッカーって、進化が早いというか、堕落するのが早いというか。

余談ですが、日本のメディアは「レ・ブルー」という呼称を相変わらず使いまくっていますね。フランス語読みに忠実なら「ル・ブルー」なんですが。。。