1.21.2008

オーストラリア紀行1/地上の楽園。

「ここは東南アジアか?」。ブリスベン空港に降り立ったときの第一印象でした。そう思うくらいに蒸し暑かったのです。飛行機に乗ること約8時間。南北の移動だけなので、日本との時差は1時間だけ。意外と身近だなと感じました。

最初に行ったのはDream World。動物園と遊園地を合体させたようなアミューズメントパークです。ここで、まずコアラとカンガルーというオーストラリアを代表する2つの動物たちと遊んできました。

コアラは毛がふさふさしていて、予想以上にかわいかったです。ユーカリの葉だけを食べ、1日平均20時間寝るとのことで、本当に大人しい動物。でも以外と俊敏なところもあり、木から木へ飛び移る姿が見られました。ちなみにコアラとは「水を飲まない」という意味だそう。


カンガルーは、まるで奈良の鹿みたいに人懐っこく、餌をあげたりしました。本当にお腹の袋に子どもを入れていたのにはビックリ。足もとても筋肉質で長くて、走ったら速そう。でも、こうして寝そべっている姿はまるで「日曜日のお父さん」ですね。カンガルーはアボリジニの言葉で「わからない」の意だそう。

こちらはタスマニアンデビル。その奇怪な鳴き声が「悪魔のようだ」と命名されたそうです。ただこの日は寝てばかりで、残念ながら鳴き声は聞けませんでした。




名物の絶叫マシーンGreat Drop。地上120メートルからのフリーフォールはスリル満点! 一瞬、身体が宙に浮いたほどです。頂上からはオーストラリアの広大さも一望できました。


それにしてもオーストラリアには独特な動物たちをはじめ、不思議がいっぱい。西欧文明から隔離されていただけに、自然が残され、独自の発展を遂げたのでしょう。まさに「地上の楽園」と呼ぶにふさわしい大陸です。