3.12.2008

Strongest League in Europe?

チャンピオンズリーグのベスト8が出そろいましたが、なんと4チームがイングランド勢! プレミアリーグ好きの僕からすればうれしいことのはずなのですが…、素直に喜べない事情もあります。

1つは、必ずしもプレミアリーグのレベルの高さを表しているものではないこと。4チームは相も変わらずマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、リヴァプール。プレミアは上位と下位の力の差が非常に開いてしまっており、ここ数年プレミアは上位4チームのためのものでしかないのです。そして、この4チームもミラン、レアル・マドリー、バルセロナといった超強豪に比べたら少し力が落ちるのではないかということ(今年はバルサしか残っていませんが)。現に昨年はベスト4のうち3チームをイングランド勢が占めましたが、最終的にはミランに優勝杯を持っていかれました。

もう1つは、イングランド人選手が少なく、イングランド代表の底上げにはなっていないこと。マンUやリヴァプールはまだ中心選手がイングランド人だからいいものの、アーセナルなんてスタメンにイングランド人は一人もいません。これじゃあ、サッカー界でもウィンブルドン現象じゃないですか。それともイングランドの人たちは、僕たちが想像するよりもはるかにグローバルで心が広く、高い境地に達しているのでしょうか?