4.10.2008

『広告批評』が休刊へ!

やはり、というべきでしょうか。ずっとそんな予感がしていたのですが。

『広告批評』が来年4月で休刊するとのこと。どう考えても、そこまで売れる類の雑誌ではないし、その割につくりは贅沢だし、なのに広告もあまり入っていないから、採算度外視に決まっている、と僕は勝手に信じていました。

でも、いくらそんな気がしていたとはいえ、これだけ良質な雑誌がなくなってしまうという事実をいざ目の当たりにすると、非常に残念でなりません。これからの広告ジャーナリズムを誰が支えていくのか? 日本の広告業界の行く末を憂いてしまいます。

いや、ちょっと待てよ、来年4月ってまだ1年も先ですよね…? バタバタと慌しく休刊へと追い込まれる雑誌が多い中、今からそんな「予告」をするとは、さすが『広告批評』。幕引きにも美学が貫かれています。