9.07.2008

日本サッカーのレベルが上がらない理由はテレビ放送にあり。

日本時間の昨夜行われた日本対バーレーン戦。4-0くらいで勝てた試合を3-2にまで持ち込まれた日本代表の未熟さもさることながら、テレビ朝日の実況と解説がいつもにも増してひどかった。日本サッカーがもう一つ強くなれない理由に、テレビ放送の実況&解説もあると僕は本気で思っています。

まず、しゃべりすぎです。見れば分かることはいちいち言わなくていいです。落ち着いてプレーを見ることができません。視聴者が知りたいと思うことだけを簡潔に言ってくれればよろしい。次に、実況者と解説者がアツくなりすぎです。視聴者の方がしらけるくらい。しかも、冷静さを欠いているから平気で間違ったこと言って、訂正がされないことも多いですし。あまりのひどさに音声を消したい衝動によくかられますが、さすがにスタジアムの雰囲気が伝わらないというのは味気ないので我慢しています。

実況・解説のレベルが低いから視聴者の目も肥えない→サッカーファンの底上げがなされない→日本サッカーのレベルも上がらない

こういう構図が出来上がっていると思います。

もうかなり前ですが、WOWOWでセリエAを放映していたとき、副音声では実況・解説なしでスタジアムの音声だけ聞けたと記憶しています。それを取り入れるだけで徐々に違いが表れてくると思うのですが、いかがでしょうか?