8.27.2008

日本の男はなぜ“勝負弱い”のか?

日本男子の“勝負弱さ”を論じているコラムがありました。Diamond Onlineの山崎元氏の連載コラムです。

http://diamond.jp/series/yamazaki/

北京五輪で、女子はソフトボールとサッカーが好成績を収めたのに対し、男子の野球とサッカーは惨敗。もちろん男子全員がそうではないと前置きした上ですが、確かに今回の男子の野球もサッカーも共にふがいなさばかりが目立ったので恰好のネタになったのでしょう。

その要因として、物事に序列をつけないゆとり教育の弊害を挙げ、日常からして真剣勝負・競争を避ける傾向にある日本社会の風潮を憂いています。そして、これはスポーツの話に限らず、これまで日本人が得意としてきた頭脳戦においても日本男子は勝てなくなってきているのだそうです。だから、体育や美術の授業をはじめ、カードゲームやPCゲームなどにおいても、普段から勝負の要素を持ち込むことが必要だと主張しています。

僕もこの意見に概ね賛成なのですが、1点違和感があったのは、日本人同士で競い合ってもあまり意味がないのでは?ということ。世界に出たら桁はずれの勝負強さを発揮する人たちがいるわけですから。となると、やはり普段からアウェーを戦うしかないと思うのです。自分たちが海外に出られないのであれば、日本に外国人をたくさん呼び込みアウェーの状況を作り出しましょう。