11.29.2007

チームは誰のものか?

今朝は早起きしてチャンピオンズリーグのブレーメン対レアル・マドリーを見ました。

レアルの試合を久々に見ましたが、この試合では選手はすっかり小粒に。世界トップクラスをずらりと並べ、銀河系軍団とか呼ばれていた頃とは隔世の感が。それでも、我の強い主役級が減った分、組織力がアップしたかといったら全くそんなことはなく、相変わらずの個人プレーのオンパレード。ブレーメンの方がはるかにいいサッカーをしており、ロビーニョとファンニステルローイの個人技で点を返すのが精一杯でした。

結果、2対3で敗戦。カシージャスの超人的なスーパーセーブがなければもう2~3点入れられててもおかしくありませんでした。アウェイとはいえ、グループリーグ最下位だったチームに星を落としていては、優勝など望むべくもありません。

サッカーチームは誰のものかという議論がありますが、これは間違いなくオーナーのものでしょう。選手や監督は毎シーズンのように変わりますが、それはオーナーの思想によって左右されるもの。チームのDNAはオーナーが作り、それが末端にまで広がるわけです。レアルがいつまでも身勝手なサッカーをやるのは、オーナーに美しい思想がないから。これって、会社組織にも当てはまりますよね。