5.06.2009

35歳の苦悩。

NHKスペシャル『“35歳”を救え あすの日本 未来からの提言』という番組を見ました。

団塊ジュニア世代の最後に位置する僕らは、精神科医の香山リカ氏に“貧乏くじ世代”と名付けられるなど、受験、就職とすべてにおいて激しい競争を強いられた世代。そんな今の35歳が希望を持てずにいるのは、将来の日本にとってよくない、というのが番組の主旨。

僕自身35歳として、共感できることが多かったです。と同時に、個人の努力ではどうにもならない状況にすでになっている、という考察には正直疑問を抱きました。個人的には、確かに大変な思いもしたけど、時代や社会のせいにはしたくないという意地が強くあります。

この番組を通じて、他の世代の人たちに団塊ジュニアの実態を知ってもらう契機になればよいとは思います。上の世代からも下の世代からも「甘えている」と見られることが少なくないので。

http://www.nhk.or.jp/asupro/index.html