10.17.2009

Moleskine 2010。

少々気が早いようですが、2010年の手帳を購入しました。もちろん、モノはお気に入りのMoleskine。今年は目新しいソフトカバーを使用していますが、どうもしっくりこなかったので来年はハードカバーに戻しました。

仕事のスケジュールを立てるために必要になったというのが直接のきっかけですが、早めに先を見越して計画を立てられるというのはいいものです。年の瀬になってバタバタと手帳を選ぶよりは、はるかに心に余裕を持って新年を迎えられ、さらにはいい1年を過ごせるのではないかと思っています。

10.14.2009

『資本主義崩壊の首謀者たち』/広瀬隆

信頼できる著者による信頼できる書ですね。新聞やテレビなど一般のメディアとばかり接してきた人たちには結構ビックリな内容かもしれません。

他にも今回の“金融危機”(本書によれば“金融腐敗”)の悪玉を告発した本はありますが、信憑性の薄い本も少なくありません。その点において本書は、著者の過去の実績からも十分信頼に足る裏づけがなされていると考えられます。

内容的には、米紙に載った風刺漫画を織り交ぜながら楽しく読み進められるようになっています。

10.10.2009

『ザ・バンク 堕ちた巨像』

この春公開され気になっていた映画がDVDになったので早速レンタルして見ました。

欧州の巨大投資銀行の裏取引をニューヨーク市警やインタポールが共同で捜査するが、核心に迫りそうなところでいつも重大な関係者が殺されてしまう。最後はもはや主人公の執念で頭取にたどり着くが、頭取もトカゲの尻尾だったというようなオチ。

公開時は「金融危機を予言した映画」のような宣伝の仕方でしたが、直接的には関係のないサスペンス映画です。ただ、映画中に出てくる「みんなグルなんだ」「俺を殺しても次がいる」のようなセリフからは、メガバンクや大企業、そして政府までもが関与している“陰謀論”を想起させます。世界の暗部を告発しようという製作者たちの心意気が感じられました。もし日本の配給会社がそこまで考慮した上であのようなプロモーションをしたのだとしたら大したものです。でも、それならば『ザ・バンク 堕ちた巨像』なんていう本質とズレた意味不明なタイトルはつけないか…。

個人的には、ベルリン、ニューヨーク、ミラノ、イスタンブールなど大都市を舞台にした映像が見ごたえありました。どうも雰囲気や音楽のセンスが似ていると思ったら、この監督『ラン・ローラ・ラン』の人だったんですね。